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フランス旅行記2008-[15] ジヴェルニー モネの家
モネ家5

いよいよ最終日(2008.10/25)
終日フリータイムを利用して、渡仏前に予約を入れておいた現地旅行社企画のミニツアー「ジヴェルニー・モネの家とヴェルサイユ宮殿」に参加する。

朝8時にリボリ通りにある旅行社事務所で集合出発の為、ホテルの朝食もそこそこにタクシーで駆けつける。 手続き後は出発まで近くのカフェに入り、熱いカフェ・クレームで暖を取る。 外はまだ夜明け前で薄暗いし寒い。 
この時期のパリは9時頃にならないと明るくならないのだ。
夜明けのカフェ

 バスは定刻よりちょっと遅れて出発。 パリを出てセーヌ川を北上する。 まだ朝靄立ち込める川沿いに線路と平行して暫く走り、それから郊外の見事な紅葉の中をジヴェルニーへ。 あまりにも美しく幻想的な風景に見とれ、シャッターを押し忘れた。 印象派の画家たちが画架を並べ競作したセーヌ川沿いの水辺=アルジャントゥイユ、ラ・グルヌイエール、ブージヴァルなどに思いを馳せる。
セーヌ支流

 写真に刻印された時間マイナス時差8時間なので、朝8時50分にジヴェルニー村に到着。 日本人の現地ガイドさん↓(写真右)が今日1日私達を案内して下さる。 看板はジヴェルニー村全体の地図。
モネ宅看板

 印象派の巨匠クロード・モネ(1840~1926) 絵の具で「光」を記録し、200点以上の「睡蓮」の連作などを描いた86年の人生のうち、1883年、43歳からのほぼ40年以上を過ごしたのがこのジヴェルニーの邸宅である。
モネの家3

家族が居住した邸内は見学は出来るが撮影禁止。 農家だった名残りか質素でつつましい生活が偲ばれる。 各部屋にはモネが収集した日本の浮世絵コレクションが多数展示されており見事だった。 モネ自身が描いた絵のオリジナルはもちろん各地の美術館で大切に展示されているわけで、ここに飾られているのはコピーだが、それでもジヴェルニーで生み出された名画の数々と思うと感無量。  
モネ庭2

モネ絵庭の小道 印象派の仲間ルノワールなどと共に外へ画題を求め、フランス各地を旅して歩いたモネは、ジヴェルニーの農家だったこの家をひとめで気に入って借りあげ、家族と一緒に移り住む。 その家族とは・・ちょっと複雑。 絵が売れず、極貧時代の苦労を共にした最初の妻が病死し、その妻との間の息子2人。 それから画家としてのモネのパトロンだった裕福な実業家オシュデ夫妻が事業が失敗破産。 
▲ 1902 ジヴェルニーのモネの庭の小道 モネ 
 やむなくモネの家に転がり込んでくるが、オシュデは出奔してしまう。 その時の連れ子6人。 つまり8人の子供とオシュデ夫人とモネ=総勢10人がジヴェルニーの家に引っ越して来たのだった。 ドラマ顔負け! 
庭には四季折々の花が咲き乱れ、今でも管理が行き届いているようだが、11月~3月の冬の間は閉館となる。 
モネ家7

 モネは後にこの家を買い取って建て増し、世間の好奇の目を跳ね除けるように大家族を養い、自ら信じる「絵」をここで描き続けることになる。 最初の妻を看取り、子供達を愛情深く育ててくれるオシュデ夫人とは後に正式に結婚する。 オシュデが行方知れずになり異郷で客死してからのこと。
庭全景

その後、庭先にある野原も買い取り
モネ庭1

小川を活かし
モネ庭3

睡蓮の池を作り・・太鼓橋をかけて日本庭園にする。。
太鼓橋4

▼モネ作 「睡蓮の池(1899)」と「自画像(1886)」、最晩年のモネ
モネ絵睡蓮の池モネ自画像4mone写真
モネの描いた「絵」そのものの世界が目の前に広がり、言葉を失う。。
睡蓮

睡蓮の花は夏が盛りだが、幾つかまだ残っているものもあった。
睡蓮の庭

四季折々の花が咲き乱れる庭園だが、草花の勢いがある春夏も美しいと思うが、紅葉のこの季節もとても美しかった。       
モネアトリエ跡

アトリエ跡は今は記念品などのショップになっている。
パリのオランジュリー美術館2室に展示されているモネ76歳で着手した最晩年の作品大装飾画「睡蓮」(高さ2m全長90m)はここで製作された▲
屋根が高くかなり広い。白内障で衰える視力で亡くなるまで筆を入れ続けた。
モネ家裏

 見学が終わって裏へ回ると長閑な田舎道が続いており、紅葉が美しい。
付近にあるセーヌ川の支流エプト川の土手で、「日傘の女」、家の西側の麦畑や牧草地では「積みわら」の連作などの名作が数多く生み出されたわけだ。。
この村全体が 家族を愛し、絵を愛したモネの終焉の地でもある。 
売店2

 昔の田舎家風の土産物屋さん。 
庭園付近の村全体にゆったりとした時間が流れている。
蔦


<参考文献>
「週刊 世界の美術館 オルセー美術館①」 講談社刊

★ジヴェルニー村の魅力
★モネの庭についてもっと詳しく知りたかったら→コチラ
★モネの絵を見たかったら→コチラ

テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行


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